プロジェクト概要
我が国にとって、人口減少、少子高齢化の中で国内市場の縮小、労働力供給制約の強まりが予想されることから、貿易政策の選択は益々重要となっている。そこで、本研究の第2期では、第1期に我が国において全国の約1万人を対象として実施したアンケートによって収集した政策に関する選好についてのミクロ・データを活用して、個人特性等との関係について計量的実証分析を深め、我が国にとって現実的でかつ望ましい国際経済政策の実現に資する情報の抽出・整理を目指す。
プロジェクト期間: 2013年5月14日 〜 2014年10月31日
主要成果物
2014年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 15-E-003
"Trade Policy Preferences and Cross-Regional Differences: Evidence from individual-level data of Japan" (ITO Banri, MUKUNOKI Hiroshi, TOMIURA Eiichi and WAKASUGI Ryuhei) - 14-E-067
"Reciprocal Versus Unilateral Trade Liberalization: Comparing individual characteristics of supporter" (TOMIURA Eiichi, ITO Banri, MUKUNOKI Hiroshi and WAKASUGI Ryuhei) - 14-J-052
「個人の貿易政策の選好と地域間の異質性:1万人アンケート調査による実証分析」 (伊藤 萬里、冨浦 英一、椋 寛、若杉 隆平)