RIETI・AEI共催コンファランス

日米経済の現状と将来-21世紀の新たな日米関係

開催案内

来る4月27日に当研究所と米国のアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI : American Enterprise Institute for Public Policy Research)との共催で上記コンファランスを開催いたします。(場所・日程・内容についてはアジェンダをご覧下さい。)

AEIは経済政策、国際政策のみならず、国内政治、社会保障、教育、通信、環境問題その他公共政策の全分野を取り扱う米国有数の総合シンクタンクであり、リンゼー経済政策担当大統領補佐官、ハバード大統領経済諮問委員会委員長等AEIの研究者が米国新政権の中枢ポストに就任しているほか、日々の政策提言・アドバイスを通じて新政権の政策運営に大きな影響力を及ぼしています。

今回はAEIの(及びAEIが招聘する)経済政策・国際政策の有力政策アドバイザーと日本の有力オピニオンリーダーにお集まりいただき、不良債権処理や金融改革、金融政策、財政問題、新規産業創出等の喫緊の課題を中心に日米経済の現状と将来を鳥瞰した上で、日本経済再生のための戦略について論じていただくとともに、経済面、安全保障面の両面から、21世紀に向けた新しい日米同盟のあり方について論じていただく予定です。

また、コンファランスの締めくくりとして、「構造改革の進め方」をテーマに広瀬経済産業事務次官とデムスAEI所長をスピーカーとしたランチョンセッションを行う予定です。

本コンファレンスについては、オープンセッションであり、広く各界の方々にご参加いただきたいと思っております。日米の政策運営に影響力のある有力メンバーが一堂に会して政策を論じるまたとない機会です。多数の方々のご参加をお待ち申し上げております。

RIETI 所長 青木昌彦
副所長 田中伸男

イベント概要

  • 日時:2001年4月27日(金)9:15-13:20
  • 会場:経済産業研究所会議室(経済産業省別館11F E19・21号室)

プログラム

9:15~9:20 開会挨拶

岡松壯三郎(RIETI理事長)

9:20~10:30 第一セッション「日本経済・米国経済の現状と将来」

司会:John Makin(アメリカン・エンタープライズ研究所財政政策研究部長)

パネリスト

青木昌彦(RIETI所長)

小島 明(日本経済新聞社常務取締役・論説主幹)

中前 忠(中前国際経済研究所社長)

Kevin Hasset(アメリカン・エンタープライズ研究所研究員)

Robert Dugger(テューダー・インベストメント常務取締役)

10:45~12:00 第二セッション「21世紀の新しい日米同盟に向けて」

司会:中川勝弘(東京海上キャピタル(株)会長、元通商産業審議官)

パネリスト

佐野忠克(経済産業省通商政策局長)

服部純一(セイコー・インスツルメンツ(株)社長)

添谷芳秀(慶応義塾大学法学部教授)

David Asher(アメリカン・エンタープライズ研究所アジア研究副部長)

Nicholas Eberstadt(アメリカン・エンタープライズ研究所研究員)

Paul Giarra(SAIC戦略評価センター主任研究員)

12:00~13:20 ランチョンセッション「構造改革の進め方:規制緩和の推進・競争政策の活用」

スピーカー

広瀬勝貞(経済産業事務次官)

Christopher DeMuth(アメリカン・エンタープライズ研究所所長)

*上記プログラムの講演内容及び講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。