RIETI公開BBLウェビナー

官民共創のイノベーション-規制のサンドボックスの挑戦とその先

開催案内

官民共創のイノベーション-規制のサンドボックスの挑戦とその先』(中原裕彦・池田陽子 編著)の出版を記念してセミナーを開催する。第四次産業革命の進展の中で、AIやブロックチェーンなどが社会に大きなイノベーションの可能性をもたらしている。しかし、こうした新しい技術、それを活用したビジネスモデルを上手く社会実装できないことがあるのはなぜなのか。本書は、ルールの観点からこの課題を解決する「規制のサンドボックス制度」の政策研究を主眼としつつ、さらにその先、DX時代の政策形成論へと展開し、官民共創のイノベーションの推進を提言するものである。担当行政官による思考プロセスに踏み込んだ事例研究、最前線で活躍するスタートアップへのインタビューを含む力作であり、本セミナーでは多角的な見どころを紹介する。

イベント概要

  • 日時:2024年3月1日(金) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問い合わせ:コンファレンス担当 中村
    ※「メーラで送信」が起動しない場合は、お手数ですがフォームの文字列をコピーして@でつなげてください。

講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • 中原 裕彦(内閣審議官 / 元経済産業省大臣官房審議官(経済社会政策担当))
    経済産業省(1991年入省)、法務省、内閣官房等において、規制改革実施計画、未来投資戦略などの政府の成長戦略の策定や会社法、会社更生法、信託法、産業競争力強化法、不正競争防止法、著作権法等の各種の立法立案に携わる。規制のサンドボックス制度の創設を主導。2020年世界経済フォーラム(WEF)によるAgile50の「公共部門を変革する最も影響力のある50人」に選出される。2023年夏より内閣審議官。
  • 施井 泰平(現代美術家 / スタートバーン株式会社代表取締役)
    1977年生まれ。少年期をアメリカで過ごす。東京大学大学院学際情報学府修了。2001年に多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、美術家として「インターネットの時代のアート」をテーマに制作、現在もギャラリーや美術館で展示を重ねる。2006年にスタートバーンを構想し、還元金の仕組みについて日米で特許を取得。大学院在学中の2014年にスタートバーン株式会社を起業し、代表取締役に就任。2020年に株式会社アートビート代表取締役に就任。2022年には、東京大学生産技術研究所インタースペース研究センターリサーチフェロー、および東方文化支援財団理事に就任。
モデレータ:
  • 池田 陽子(RIETIコンサルティングフェロー / 内閣官房新しい資本主義実現本部事務局 企画官)