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令和5年経済財政白書 - 動き始めた物価と賃金

開催案内

日本における最初の白書は、昭和22年7月4日に国会に提出された「経済実相報告書(現在の経済財政白書)」だとされている。経済財政白書は、昭和31年度の"もはや「戦後」ではない"など、常にその時代を現す写鏡(うつしかがみ)として注目を集めてきた。
8月29日に公表された本年度の経済財政白書は、「動き始めた物価と賃金」を副題として、マクロ経済の動向と課題、家計の所得向上と少子化傾向の反転に向けた課題、企業の収益性向上に向けた課題(生産性・マークアップ率の向上に向けた課題)を取り上げている。特に少子化の分析は、「30代男性の未婚率に所得で最大4倍の差があった」として、メディアやSNSでも注目を集めた。
本BBLでは、今回の白書を執筆された内閣府大臣官房審議官の上野有子様をお迎えし、日本経済財政の現状と課題、さらに今後進むべき方向について解説いただく。

イベント概要

  • 日時:2023年10月5日(木) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)

講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • 上野 有子(内閣府 大臣官房審議官)
    1994年 経済企画庁(現:内閣府)入庁、経済協力開発機構科学技術産業局(2007年ー2011年)、内閣府経済社会総合研究所(2011年ー2013年)、国立大学法人一橋大学准教授(2013年ー2016年)、内閣府経済財政分析担当(2016年ー2018年)、内閣府経済社会総合研究所(2018年ー2020年)、内閣府経済財政分析担当(2020年ー2023年)を経て、2023年より現職。
モデレータ:
  • 井上 誠一郎(経済産業省 大臣官房審議官(経済産業政策局担当))