社会課題を解決するデンマークの未来デザイン思考とは?

開催日 2016年7月14日
スピーカー 大本 綾 (株式会社レア共同代表/クリエイティブプロセスデザイナー)
コメンテータ 内田 友紀 (株式会社リ・パブリック共同代表)
モデレータ 西垣 淳子 (経済産業省商務情報政策局生活文化創造産業課長(クリエイティブ産業課))
開催案内/講演概要

近年、イノベーションが必要だと言われつつも、産業界、教育界、行政組織においても、突破口が見つからないと感じている人は多いのではないかと思います。国が成長しながら、社会課題も解決するためには、どのような人材と仕組みが必要でしょうか。

幸福大国として知られるデンマークは、高福祉で人々の生活に安心と安定をもたらすだけでなく、イノベーションが起こりやすい労働環境を作り、社会課題を解決しています。背景にはデンマークの法律で定められた週37時間の労働時間で、生産的かつ創造的な働き方を可能にする合意形成のプロセスと、個人の可能性を最大化するクリエイティブ教育の存在があります。

デンマークの第二の都市、オーフスに位置するビジネスデザインスクール、KAOSPILOT(カオスパイロット)は、不確実で混沌としたカオスな状況でも、パイロットのようにナビゲートできる人材を育成しています。1991年に設立されたのは、ベルリンの壁崩壊、若年失業者の増加に起因します。誰もが予測していないことが起こりうる“カオス”な中でも、ポジティブな社会的変革を起こす人材を育てるために生まれました。

今回のセミナーでは、KAOSPILOTで使われている未来を創るデザイン思考のエッセンスをご紹介しながら、その背景にあるデンマーク社会について参加者の皆様に共有できればと思います。未来を創るクリエイティブリーダーとしての在り方を一緒に探求しましょう。
皆様のご参加をお待ちしております。

議事録

学びをデザインする

大本綾写真私は日本の大学に入学した後、広告学を学びたくてアメリカに留学し、さらにデンマークのKAOSPILOTというビジネスデザインスクールに3年間留学しました。最初からデンマークに行き着いたわけではなく、いろいろな国で学んだり、ホームステイをしたりして、その国について知るうちにデンマークの魅力に行き着いたのです。デンマークを一言で表現すると、「未来を創る学びとデザインに価値を置く国」ではないかと感じています。

留学先の国では、それぞれさまざまなことを勉強しました。日本で重視されるのは真面目さや勤勉性ですが、アメリカの大学で学んだのは自己主張することや多様性の価値です。デンマークでは学びを生み出すプロセスのデザインを勉強しましたが、特にKAOSPILOTでは創意工夫力が重視されていました。いろいろな国で教育を受けた結果感じたのは、国は教育によってつくられるということです。

一方、得た知識や学び方、先生の教え方が常識というものにつながり、常識がバイアスになっていることもあるのではないかとも思いました。その経験から、変化や不確実性、複雑性に対応する教育とはどういうものかを、実体験から考えるようになりました。

私が立ち上げたレアという会社は、学びをデザインする教育デザインファームです。レア(Laere)とは、デンマーク語で「教える」「学ぶ」という意味です。教育は得るものではなく、自らデザインするものです。これからは、先生が専門家という考え方から脱し、自らが学びの専門家になって、自分が何を学びたいのか、これからの時代にはどんな知識・技術が必要なのかを自ら考えて、それに応じてカリキュラムを自分でつくっていくスキルが求められるようになると思います。ですから、知識の再生産ではなく、知識が創造される場をデザインするという思いを社名に込めています。

レアでは、国境を越えて未来を創る教育、新しい学びの場を、さまざまな企業や教育機関と協力しながら一緒につくっていきます。まずはデンマークと日本の2カ国の共同関係から始めて、ビジネス、教育、コミュニティという3つの観点から共同開発したプログラムに沿って、学校で教えたり、企業内教育をつくったり、コミュニティ活動の一環としてデンマーク大使館とのコラボレーションで勉強会を開いたりしています。

デンマークのフレキシキュリティモデル

デンマークは北欧の非常にコンパクトな国で、世界幸福度ランキングで1位、1人当たりの国内総生産(GDP)も非常に高いです。技術革新力は10位、世界競争力は8位で、ビジネス環境指標でもビジネスがしやすい国とされています。その分、国民負担率は非常に高くなっています。

経済協力開発機構(OECD)の調査によると、女性の就業率は72%と非常に高く、失業給付の水準も高いです。その背景にはフレキシキュリティというモデルがあって、労働市場の流動性が高く、セーフティーネットが充実しており、次の仕事に移るための職業訓練の機会が与えられています。

フレキシキュリティモデルに機能しているのは社会の対話です。労使の信頼や妥協を生むための合意形成のプロセスが非常にユニークです。デンマークではこの合意形成の中で多種多様なステークホルダーとの対話の場をどうつくっていくかが非常に重視されています。産官学に民を加えたクワトロ・ヘリックス(産官学民)の考え方で、多様なステークホルダーが当事者意識を持ち、意志や情熱を共有しながら発信しています。それが専門家や協力者をつなぎ、セクターの垣根を越えた協働関係がデザインされているのです。

オーフス市の図書館

一例として、デンマーク第2の都市・オーフス市の図書館を紹介します。デンマークでは1980年以降、図書館の数が減り続け、労働人口の40%が職業の専門教育を受けていない状況でした。デンマークは日本と比べて専門教育と労働市場の関連性が非常に高いことから、20%の若者が高校教育課程を修了しておらず、人口の15〜20%が読み書きできない状態に対する危機感は、非常に強いものがありました。これは移民の流入やドラッグなどの社会問題に起因する部分もありますが、最終的な要因は市民のリテラシーの格差です。また日本と同様、デンマークも少子高齢化社会で、若者と高齢者のリテラシーには大きな格差があります。

これらの問題に対応するため、行政は図書館の再構築に取り組みました。オーフスの図書館では、新しいプロフェッショナリズムやプロダクト、その関係性やファンディングのあり方を考え直しました。

具体的なプロセスで非常にユニークだったのは、市民を巻き込んでワールドカフェをやったり、ビジョンを一緒につくったりしたことです。子どもたちがプロトタイピングによるデザイン思考のプロセスで未来の図書館像を考え、高齢者にインタビューをするなどして、参加型のデザインで高齢者にとって親切な図書館のあり方を考えました。多様なステークホルダーを巻き込んで、未来にフォーカスを当てたデザイン思考をしたのです。

その結果、セルフサービスで本を返却したり、モバイルで図書を検索したりできるようになりました。また、館内には3Dプリンターが置いてあって、メーカーズスペースのような役割を果たしています。そこでは、現地の起業家たちと一緒に新しいサービスをつくるワークショップを開くなど、図書館で小学生の頃から起業家教育を行っています。

館外にはテーマパークのように非常に大きな遊具があって、子どもたちが遊べるようになっています。デンマークは気候があまり良くないので、外で遊ぶことがなかなか難しいのですが、図書館1カ所だけで遊ぶこともできるし、勉強もできるという合理的な建築の考え方、空間のデザインの仕方をしています。

ハッカソンのイベントでは、地元の大学生が週末を図書館で過ごして、オープンデータをテーマに新しいアイデアを生み出しています。図書館の来場者は、結果的に4カ月で50万人に上りました。館長は、「デザイン思考とは、課題に合ったより良い解決策を生み出すためにイノベーションを加速することであり、プロセスと結果の両方を重視する考え方でやっている」と話していました。

KAOSPILOTの教育

私はデンマークで3年間暮らしました。KAOSPILOTとは、カオスな状況でもパイロットのようにナビゲートできる人材を育てるという意味で、実践型の教育をしています。従来のビジネススクールと違うのは、まず受験から入学までの過程です。

経営学修士(MBA)はGMATやTOEFLで能力を測りますが、KAOSPILOTはクリエイティビティ、リーダーシップ、協調性、そして人間性を重視します。受験生は、「あなたのDNAを教えてください」「自分が今までとったリーダーシップの中で素晴らしかったことは何ですか」「あなたが狂った科学者だったら、どんなものを作りたいですか」というような質問を与えられてエッセイを書きます。

それから、ワークショップを3日間行って、オブザーバーの在学生が、受験生がどのように人とインタラクティブしながらリーダーシップを発揮し、協力して課題を達成していくかをじっと見守ります。それも人間中心のデザイン思考で、人となりを見ながら人間性を評価して、最終的にリーダーシップやクリエイティビティのポテンシャルがある人材を見極めるわけです。

私の場合はビジネスの経験がありますが、他にはDJやダンサー、元デンマーク女子代表のスケート選手など、全く異なるバックグラウンドを持つ人たちが入ってきて、意図的にカオスな関係性をつくったり、課題をカオスにしたりして、不確実な未来のナビゲートができる人材を育てています。

デンマークの国民性

私が感じたデンマーク人の特徴を幾つか挙げると、まず学ぶときも働くときもオンとオフが非常に明確です。学ぶことへの情熱が高く、家に人を招くことが好きです。冬は特に寒いし物価も高いので、ご飯を外に食べにいくよりも家でホームパーティをすることの方が多いです。昔から、コレクティブハウスと呼ばれる共同生活をするライフスタイルがあって、一緒に時間を過ごすことを大事にする国民性があります。

意見は主張しますが謙虚な姿勢を忘れないという点で、アメリカ人と日本人を融合したようなバランスのいい国民性で、私は非常に心地良いです。一方、Yes/Noをはっきり求められるので、本音と建前が通用しません。最初は自分の殻を壊すのが大変でしたが、今では無駄なミーティングが少なくなり、集中できる仕事環境をつくることができています。

デンマークでは人間の多様性を受容し、学び続ける関係性や環境をつくるための合意形成のプロセス、デザイン思考そのものがその言葉を使わずして、既に文化として根付いています。人間の可能性を引き出し、より良い社会をつくるためのプロセスと結果の、両方を重視しているのです。

私自身、KAOSPILOTに留学して、デザイン思考のプロセスも学びましたが、中でも特に印象的だったのは、クリエイティブリーダーシップと呼ばれる概念です。組織の一部だけでなく、組織全体がクリエイティブであることを意識して、多種多様な人とコラボレーションしながら創造的な結果を生み出すという独自に開発された非常にシンプルな理論で、自分と他人と結果をリードするという3つのスキルさえ身に付けられれば、多種多様な背景の人たちがコラボレーションできるとしています。

私たちが暮らす今の時代は、ITやAIなどで人間の仕事がどんどん奪われており、次に何が起きるか分からない状況です。そこで必要なものとして、自分がその場をどのようにリードしたいのか、自分の内面を確認し、自分が得意なことや貢献できることを常に探し続け、他人のことを考える同情心や思いやり(Emotional Intelligence)が大事にされます。そして、最終的に求められる結果は状況に応じて変わっていくので、それに対して常にセンシティブなマインドセットを持ちつつ、仕事やプロジェクトを進めていくことが求められます。

ワークショップ1

未来を創るデザイン思考とは一体どういうものなのか、今回はミニワークショップで皆さんと共有したいと思います。クリエイティブリーダーシップの要素を入れてプロセスをデザインしてみました。ある制限を設けた似顔絵を描くエクササイズで、アイスブレーキングのエクササイズとして、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTでよく使用するものです。目の前にいる相手の存在を受け入れ、恥ずかしいといった感情を取り除き、協働するのに理想的な関係の基盤をこのワークを通して構築します。

ワークショップ2

現在の職場で、今までに最も誇りに感じたことは何ですか。デンマークではこうした深い質問から始まります。5分間で考えていただいた内容を、前の人と10分ほどでインタビューし合ってお互いに共有してください。

普段話さないような話も出たのではないかと思います。短い時間ですが、問いを少し変えて設定したり、最初に少しアイスブレーキングを入れたりすることで場の雰囲気も変わり、話しやすくなったり、相手の知らなかった側面が見えてきたり、多様性に気付くきっかけにもなると思います。

ワークショップ3

次に、国の未来を創るクリエイティブなリーダーとして、今どんな価値観を大事にしたいかを共有します。一個人として皆さんが大事にしたい価値観はどのようなものでしょうか。その価値観を持っているだけでなく、それが生き様になるよう体得するにはどんなトレーニングが必要だと思うか、考える時間を皆さんと共有したいと思います。

皆さんは普段、自分の価値観について考えることはあまりないのではないでしょうか。私自身もそうだったのですが、デンマークでクリエイティブ教育を受けたときに、入学して最初の課題が自分の価値観をみんなの前で発表することでした。36人いて、36種類の価値観が出てきたのですが、36人のチームでこれから3年間学んでいく上でのチームとしての価値観を、その中から4つ選ぶことになりました。非常にカオスな議論になりましたが、多様性を認めたり、自分が大事にしたいことは何かを発言したりすることは大切です。

たとえ自分が出したものが選ばれなかったとしても、そのような声を聞ける場所をつくったり、関係性をつくったりすることが、多様性を認め、新しいインパクトや社会課題の解決を生み出すソリューションの素地になります。皆さんにもそのようなものを体験してほしくて、このような場をつくりました。

価値観は変わることもあると思いますが、時々見直して、うまくいかなければどうしてうまくいかないのかを考えて、人と話してみるなどして横のつながりをつくるきっかけにしてみてください。

目標を見える化しておくこと、横に誰かいてサポートし合える関係性があることが、長い目で見たときに結局は社会課題の解決につながっていくと思います。

ワークショップを振り返って

参加者:
今の日本でこのような形のものが一番欲しいのはコミュニティです。将来的に高齢化率が40%に達してしまうと既存の家族だけで回すのは無理ですので、知らない人だけれども周りにいる人と、5人組、10人組になって乗り切っていかなければなりません。そのときに、アイスブレーキングという手段は非常に有効だと思います。

ワークショップでは、普段は話す機会がない人ともそれなりに理解し合えた面があります。日本人は、最初はヤマアラシのように針を立てて警戒しますが、心を開いた瞬間にものすごく仲良くなります。地域の騒音トラブルなども、このような手法で相当解決すると思います。

スピーカー:
コミュニティの力は非常に大きいと感じています。私自身が考えるコミュニティは、企業や地域、学校など、あらゆる組織につくることができると思っています。創造的に協働し合える関係性を構築していくという考え方で、肩書きや部署などいろいろな垣根を越えて意志や情熱でつながることは、もちろん省内でも、企業でも、学校でもできます。場所にとらわれず、多種多様な人たちと意志や情熱、ビジョンを共有するのが、コミュニティではないかと考えています。

コメント

コメンテータ:
イノベーションを生み出す力とは、全く違う立場の方々がお互いを知って、その価値観をベースに未来を考えていくことだと思いました。それは未来をどう創っていくかというあり方に近いもので、とても大事な力の1つだと思います。

私たち自身が考えるイノベーションの定義は、「人間の行動、習慣、価値観に不可逆な変化をもたらすアイデアの普及」です。価値観に変化をもたらし、後戻りできないほどのインパクトを起こしていくためのアプローチには、プロスペクティブ(前方視的なもの)とレトロスペクティブ(後方視的なもの)があります。

プロスペクティブは、新しい技術が現れた時にその周辺産業や制度を考える、イノベーションが技術革新と呼ばれた頃からの従来のやり方です。しかし、価値観がどんどん多様化し、情報もネットワークも発達し、新たな技術やアイデアののちに何が起きるのか予測しきれない、予測不可能な変化が起きているのが現在です。そこで、起こりうる/起こす未来のシナリオを生み出し、それを実現するアイデアをデザインしていくという、レトロプロスペクティブのアプローチが重要になってきます。このアプローチに必要な力の1つが、普段の立場と異なる人と、いかに未来を作る協働と対話ができるか、という力です。

たとえば自動車業界では、エンジンの性能やボディの改善などの、業界のなかの地続きの未来予測だけでは戦えないのは周知の通りだと思います。「画像認識技術」や「情報インフラ・ネットワークの進化」によって、他業界からgooglecarのような自動走行車が生まれており、専門領域外の動きと繋がり、より統合的に未来を洞察することの重要性が増しています。

世界中でこのレトロプロスペクティブなアプローチを生かして変化に対応しようとする取り組みが行われています。弊社も実践している"未来洞察"や"デザインフィクション"は、「不確実な未来において新しい事業の可能性を見いだし、実現する」ための戦略の立て方やプロセスです。自分たちの業界以外の情報にアンテナを張り、その中で未来の変化シナリオを描き、生まれるインパクトを精査しながら、逆算して開発する技術やアイデアを選択していきます。

そこで重要視されるのが、"知らないことすら知らない外部性の高い情報"を取り込んでいくことです。つまり、ダイバーシティを確保し、それぞれが持っている情報やアンテナ、価値観、意志を取り込みながら変化を予測し、未来シナリオをつくっていくのです。

もう一度、プロスペクティブ・レトロプロスペクティブの図に戻ると、これまでの過程は、右図である「新しい行動・習慣・価値観」の"未来シナリオ"を作ったことにあたります。もう1つ重要なのは、現場感覚を持った上で"未来シナリオ"を実現していくこと。その未来と現場の行き来を行うことです。それを実現しているケースを2つ紹介したいと思います。

まず1つ目の例に挙げられるのがデンマークのマインドラボという、デンマークの経済ビジネス省や子ども教育省、雇用省などが共同で設立したThink and Do Tankです。新たな課題解決や政策をつくるとき、省庁の方々がここに出向き、エキスパートインタビューに留まらず、現在の市民社会でどのようなことが起きているかを綿密にリサーチしたり、現場の人を巻き込んだりしながら新たな問題解決の方法を探り、プロトタイプをつくっていきます。省庁に戻った再も、現場で関わった人たち自身も継続して関わりながら制作を作ってゆきます。このようなThink and Do Tankとともに、さまざまな政策を作る際も、現場(現在)と未来を行き来しながら、取り組みの射程を広げることが行われています。

もう1つの事例はTOTOです。TOTOにはとても優れた研究開発部門があります。もともとは多くの研究開発部門と同じく、長期(先端研究開発)・中期・短期(現場の課題解決)の担当が分かれていましたが、研究所の改革で1人が三役を担い、横断的に現実と未来を射程に入れて取り組める形となりました。このようなイノベーションのマネジメントを実践し、TOTOでは現場感覚を持った上で未来を洞察する、大変しなやかな研究開発が行われています。未来シナリオと現場の行き来を行うこと、フロントランナーを巻き込み・巻き込まれること、他分野との対話・共感の力を持ち未来を形作ることの3つの重要性が、これらの事例からも、共通して見てとれます。

さまざまな場で、普段関わっていない多様な方々との対話を通して未来構築や実践が行われています。そのときに重要なのは、今日まさに対話ベースで行われていたように、私たち自身がどのような価値観を大事にしているかということ、そしてどのような未来を創っていきたいかというあり方を共有することだと考えています。

この議事録はRIETI編集部の責任でまとめたものです。