RIETI政策シンポジウム

コロナ危機後の日本経済と政策課題

開催案内

コロナ危機は過去に類例のないショックで、2020年から3年以上にわたり経済・社会に大きな影響を与えてきました。そうした中、RIETIは政策研究機関として、関連する研究を多数行ってまいりました。新型コロナ感染症の5類移行後、経済・社会活動はほぼ正常化しましたが、一過性ではない様々なプラス、マイナスの履歴効果を持ち続けると考えられます。本シンポジウムでは、この4年間、RIETIの研究活動を統括してきた研究者が一堂に会し、新型コロナ下の日本経済と経済政策を回顧するとともに、その教訓を踏まえて将来に向けた課題を議論するものです。

イベント概要

  • 日時:2024年2月29日(木)13:00-17:00
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 配信:当日ライブ配信/後日アーカイブ配信
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問合せ:経済産業研究所 武川
    E-mailアドレス
    @
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プログラム

13:00-13:05 開会挨拶

浦田 秀次郎(RIETI理事長 / 早稲田大学名誉教授)(ビデオ形式)

13:05-13:10 来賓挨拶

齋藤 健(経済産業大臣)(ビデオ形式)

13:10-13:25 来賓講演

山下 隆一(経済産業省経済産業政策局長)

13:25-14:55 第1セッション:イノベーション・生産性と産業政策

モデレータ

水野 正人(RIETI研究調整ディレクター)

パネリスト(登壇順)

「日本の潜在成長率向上に何が必要か:JIPデータベース2023を使った分析」

深尾 京司(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 一橋大学名誉教授・経済研究所特命教授 / 日本貿易振興機構アジア経済研究所所長)

「イノベーション」

長岡 貞男(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 一橋大学名誉教授)

「大規模ゲノムコホートを用いたヒト生物学研究」

松田 文彦(京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター長・教授)

「新たな産業政策の論点」

大橋 弘(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 東京大学副学長・公共政策大学院教授・経済学研究科教授)

Q&A

14:55-15:15 コーヒーブレイク

15:15-17:00 第2セッション:変容する日本経済と政策決定

モデレータ

森川 正之(RIETI所長・CRO・EBPMセンター長 / 一橋大学経済研究所特任教授)

パネリスト(登壇順)

「政策決定プロセスについてのコロナ禍の教訓」

小林 慶一郎(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 慶應義塾大学経済学部教授 / キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 / 公益財団法人東京財団政策研究所研究主幹)

「貿易投資」

冨浦 英一(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 一橋大学大学院経済学研究科教授)

「アフター・コロナの地域産業政策」

浜口 伸明(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 神戸大学経済経営研究所教授)

「コロナ下で日本の働き方はいかに変わったか:その評価と展望」

鶴 光太郎(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 慶應義塾大学大学院商学研究科教授)

「EBPMの深化に向けて」

川口 大司(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 東京大学大学院経済学研究科教授・公共政策大学院教授)

Q&A

総括

森川 正之(RIETI所長・CRO・EBPMセンター長 / 一橋大学経済研究所特任教授)

上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。