RIETI公開BBLウェビナー:RIETI-METI共同企画「経済安全保障セミナー」シリーズ

米国における経済安全保障の最新の動向

開催案内

経済安全保障は近年、日米の政策当局における主要な関心事へと急速に発展するとともに、日米関係の在り方そのものにも変化を及ぼしつつある。この分野におけるダイナミズムと複雑性に一国の政府のみで対応し続けることは不可能であり、政府内および政府間、さらには民間セクターなど、複数の関係機関における頻繁な交流が不可欠である。
本セミナーシリーズの第1回目となる今回は、経済安全保障に関する日米間の情報共有の一助として、笹川平和財団USAのジム・ショフ氏をお招きし、半導体(保護と促進)、強靭なサプライチェーン、経済的威圧への対抗、特定の同盟国との新興技術の共同研究開発などを含む経済安全保障政策に関する米民主共和両党における認識と米政府の政策について、最新の動向を解説いただく。

イベント概要

  • 日時:2024年2月7日(水) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:英語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 馬場
    E-mailアドレス
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講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • ジェームズ・L・ショフ(笹川平和財団USA NEXTアライアンス・イニシアチブ シニアディレクター)
    James L. Schoff氏は、笹川平和財団USAの「日米NEXTアライアンス・イニシアチブ」シニアディレクター。カーネギー国際平和財団のシニアフェロー兼日本プログラムディレクターを9年間務めた後、2021年から現職。技術革新と地政学的変化が日米同盟に挑戦する中、伝統的な安全保障と経済安全保障の結びつきに焦点を当てた研究・執筆活動を行っている。カーネギー国際平和財団以前は、米国国防省で東アジア政策担当上級顧問を務め、対日・対韓関係の戦略立案や政策立案に貢献した。また、日本では大手建設・プロジェクト管理会社シャルボビスのビジネス・マネージャーを務め、外交政策分析研究所ではアジア太平洋研究部長を7年間務めた。ビジネス、教育、政府、非営利セクターなど、日本、東アジア、日米同盟に関連するあらゆる分野で30年以上のキャリアを持つ。
    主な著書に、『日米同盟における経済安全保障のための中国と新たな役割』(笹川平和財団、2022年4月)、『日米技術政策の調整』(笹川平和財団、2022年4月)、『グローバル化する世界とテクノナショナリズムのバランス』(カーネギー、2020年)、『Uncommon Alliance for the Common Good: 冷戦後の日米』(カーネギー、2017年)。
モデレータ:
  • 西川 和見(経済産業省大臣官房参事官(経済安全保障担当))