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日本の会社のための人事の経済学―そのポイントと政策への含意

開催案内

本講演では、今年4月に「日本の会社のための人事の経済学」(日本経済新聞出版)を上梓した鶴光太郎RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)から、同書のポイントを解説する。ジョブ型雇用については、その基本的理解、必要性と人的資本経営との関連等について説明し、ジョブ型雇用と並んで注目されるウェルビーイング経営やパーパス経営、「新たな資本主義」にも触れる。さらに、労働移動に対する考え方、政府の「三位一体の労働市場改革」への評価などを加えるとともに、政策的含意を議論する。

イベント概要

  • 日時:2023年12月11日(月) 12:15-13:15
  • 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)

講演者・略歴(敬称略)

スピーカー:
  • 鶴 光太郎(RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー / 慶應義塾大学大学院商学研究科教授)
    1984年東京大学理学部数学科卒業。オックスフォード大学経済学博士号取得(D.Phil.)。経済企画庁、OECD経済局エコノミスト、日本銀行金融研究所研究員、経済産業研究所上席研究員を経て現職に至る。研究分野は、比較制度分析、組織と制度の経済学、労働市場制度。主な著作物:『AIの経済学-「予測機能」をどう使いこなすか』、日本評論社、2021;『日本経済のマクロ分析-低温経済のパズルを解く』(前田佐恵子氏、村田啓子氏と共著)、日本経済新聞出版社、2019;『雇用システムの再構築に向けて-日本の働き方をいかに変えるか』、編著、日本評論社、2019;『性格スキル-人生を決める5つの能力』、祥伝社新書、2018;『人材覚醒経済』、日本経済新聞出版社、2016年ほか。
モデレータ:
  • 島津 裕紀(経済産業省経済産業政策局産業人材課長)