IEA-METI-RIETI共催

産業政策国際カンファレンス-産業政策の新時代-

開催案内

産業政策の時代が再び到来している。新型コロナ、サプライチェーン途絶、気候変動、格差拡大といった課題に対処する手段として、各国では新たな産業政策が議論されており、日本においては、経済産業省が「経済産業政策の新機軸」を打ち出している。
世界が大きく変化する中で真に有効な産業政策とはどのようなものなのか。「経済学の世界の国連」といわれる国際経済学協会(IEA)と経済産業省、経済産業研究所(RIETI)が共催する今回の会議では、各国政府関係者や学識経験者が一堂に会し、産業政策に関する最新の知見を共有するとともに、21世紀に必要とされる新たな産業政策のあり方を探る。

イベント概要

  • 日時:2022年6月10日(金)21:00-24:00(JST) / 12:00pm-3:00pm(GMT) / 7:00am-10:00am(CDT) / 8:00am-11:00am(EDT)
  • 場所:オンライン配信
  • 言語:英語⇔日本語(同時通訳有り)
  • 参加費:無料、お申し込み不要
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI) / 経済産業省(METI) / 国際経済学協会(IEA)
  • お問合せ:運営事務局(bzl_conference@shapewin.co.jp)、経済産業省大臣官房グローバル産業室(bzl-conference-ntip@meti.go.jp

プログラム

21:00-21:10 開会挨拶

萩生田 光一(経済産業大臣)

Dani RODRIK(IEA会長、ハーバード大ケネディスクール)

21:10-21:20 キーノートスピーチ:国際秩序の変化と産業政策の役割について

Joseph STIGLITZ(コロンビア大ビジネススクール)

21:20-22:50 プレゼンテーション・ディスカッション:産業政策に関する最新動向

セッション1:産業政策当局からのプレゼンテーション

各国が抱える政策課題等の紹介・議論を通じ、産業政策の質の向上に繋がる知見を得る。

チェア

Dani RODRIK(IEA会長、ハーバード大ケネディスクール)

プレゼンター

平井 裕秀(経済産業省経済産業政策局長)

Donna LEONG(英ビジネス・エネルギー・産業戦略省分析担当ディレクター)

ディスカッサント

Gordon HANSON(ハーバード大ケネディスクール)

Charles SABEL(コロンビア大ロースクール)

セッション2:アカデミアからのプレゼンテーション

アカデミアによる産業政策の整理や評価の紹介・議論を通じ、産業政策の理論的バックボーン構築を図る。

チェア

渡辺 哲也(RIETI副所長)

プレゼンター

Austan GOOLSBEE(シカゴ大ビジネススクール)

Josh LERNER(ハーバード大ビジネススクール)

ディスカッサント

Philipp STEINBERG(独経済・気候保護省)

冨浦 英一(RIETIファカルティフェロー / 一橋大学大学院経済学研究科)

22:50-22:55 休憩

22:55-23:55 パネルディスカッション

各国の産業政策担当者、アカデミア、国際機関といった異なる視座に立つパネリストが、過去と現在の産業政策の主な相違点、政府の失敗への対処などの論点を踏まえながら、深掘りすべき課題について議論し、今後の活動方針に関する示唆を得る。

チェア

Ufuk AKCIGIT(IEA執行委員会、シカゴ大経済学部)

パネリスト

Carol CORRADO(全米産業審議会卓越主任研究員)

Chiara CRISCUOLO(OECD生産性・イノベーション・起業委員会ヘッド)

Piero GHEZZI(エコノミスト、ペルー元生産大臣)

浜口 伸明(RIETIファカルティフェロー / 神戸大学経済経営研究所)

平井 裕秀(経済産業省経済産業政策局長)

23:55-24:00 閉会挨拶

矢野 誠(RIETI理事長)

*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。