日ASEANビジネスウィーク特別BBLウェビナー

東南アジアを取り巻く国際政治経済情勢―米中との繋がりから考える

開催案内

本BBLは、「イノベーション」と「サステナビリティ」をキーワードにASEANビジネスの現状と可能性を考察する「日ASEANビジネスウィーク」の一環として、九州大学比較社会文化研究院准教授の相澤 伸広先生とデロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員・パートナー / チーフストラテジストの邉見 伸弘氏をお招きし開催致します。相澤先生からは「米国のアジア戦略と東南アジア」と題して、米国が東南アジアについての重要性を認めているものの戦略的なアプローチをめぐってはコンセンサスが取れていないなか、価値を共有する国と戦略的リスクを共有する国の違いが何によるものかなどについてご講演頂き、邉見氏からは「China-ASEANの衝撃」と題し、両地域が2030年には巨大市場として更なる発展が見込まれているなか中国が打ち出す「双循環政策」が、同経済圏にどう影響するのか、ビジネスに関係があるポイントを中心にお話し頂き、今後の対応、課題などについて議論致します。

イベント概要

  • 日時:2021年5月27日(木) 12:15-13:45(開場:12:00)
  • 開催方法:Zoomウェビナー
  • 開催言語:日本語⇔英語(同時通訳有り)
  • 参加費:無料
  • 定員:1000名
  • 本BBLは、5/24-5/28にかけて開催される「日ASEANビジネスウィーク」というイベントの1プログラムとして実施されます。「日ASEANビジネスウィーク」のご登録の際、本BBLの参加を希望いただいた方には別途zoom視聴用URLをお送りします。
  • 共催:経済産業省、日本経済団体連合会、日本商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、経済産業研究所(RIETI)、ASEAN事務局、ASEANビジネス諮問評議会(ASEAN-BAC)、ASEAN・日本経済協議会日本委員会(AJBC)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)事務局
  • お問合せ:経済産業研究所コンファレンス担当 大久保
    E-mailアドレス
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講演者・略歴(敬称略)

  • スピーカー:相澤 伸広(九州大学比較社会文化研究院准教授)

    九州大学比較社会文化研究院 准教授。ジョージメーソン大学Movement Engagedリサーチハブ研究員兼任。東京大学法学部卒業。京都大学アジアアフリカ地域研究研究科修了、博士号を取得。政策研究大学院大学大学助手、日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、コーネル大学客員研究員、チュラロンコン大学客員研究員、米国ウィルソンセンタージャパンフェローを経て現職。専門は、インドネシア政治、タイ政治、東南アジアの華僑華人、東アジアの国際関係。主な著書に『華人と国家』(書籍工房早山)。

  • スピーカー:邉見 伸弘(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員・パートナー / チーフストラテジスト)

    デロイト トーマツ コンサルティング執行役員・パートナー、チーフストラテジスト。世界経済フォーラムフェローやハーバード大学国際問題研究所研究員等を歴任。Deloitte Global Economist Councilメンバー。国際協力銀行(JBIC)にてプロジェクトファイナンス、経営企画部門で国際投融資(アジア地域及びプロジェクトファイナンス)、カントリーリスク分析、アジア債券市場育成構想等に従事。その後、A.T Kearneyを経てデロイト トーマツ コンサルティングに参画。国際マクロ経済・金融知見を軸に、国際情勢分析を専門とする。メガトレンド分析、シナリオ及びビジョン策定、中期経営計画策定支援を中心に業界横断型、クロスボーダー案件を中心に活動。近著に「チャイナ・アセアンの衝撃」(日経BP)。「地政学とビジネス:ASEAN Foresight2025」Diamond Harvard Business Review on line、「不確実性を生き抜く上でのビジネスインテリジェンス」(東洋経済新報社)等の寄稿・講演多数。ハーバードビジネススクール(AMP)、仏ESCP-Europe(MBA)、慶應義塾大学卒。

  • コメンテータ:小林 大和(RIETIコンサルティングフェロー)
  • モデレータ:渡辺 哲也(RIETI副所長)