IoT、BD、AI時代の知財戦略を考えるシンポジウム
-データとノウハウの保護・共有と活用のために-

開催案内

2020年には250億台〜500億台の機器がインターネットにつながると予想されています。接続された巨大なネットワークには、一方向の端末にあらゆる輸送機器や工作機械、金融システム、医療機器や住宅や店舗の機器などがつながります。一方向の端末に接続された人工知能が、それらの機器から発生する大量のデータを学習材料として利用し高度なサービスを提供することになります。このシステムが機能すれば、製造業やサービス産業の生産性は向上し、サプライチェーンと需給関係の革新につながることが期待されています。

このIoTのシステムを支える重要な課題として、人工知能の栄養とも言うべきデータの共有が円滑に進むかどうかという点があります。個人データを含むことから、個人情報保護の観点でしばしば議論されてきました。しかし今後は企業の現場や製品から発生するデータの重要性が格段に増していきます。これらのデータは、企業間の契約によってそのデータを利用する権利が発生します。一般的なデータそのものは知的財産権の保護対象には当たりませんが、契約によって発生する事実上の知的財産ともいうべき権利は、IoTにおける技術戦略上極めて重要になってきています。

本シンポジウムでは、このようなIoT、ビッグデータ(BD)、AI時代において重要性を増すデータに関する知財戦略について議論を行います。そのポイントとしては、IoT、BD、AI時代において必須の知財「データ」をどう扱えばいいのか、それをどのような条件のもとに活かしていけばよいのかを少しでも明らかにできればと思います。

イベント概要

プログラム

13:00 - 13:10 オープニング

13:10 - 13:40 基調講演「企業のIoT、BD、AI戦略」

冨山 和彦(株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)

13:40 - 14:10 基調講演「データ知財とオープン&クローズ戦略」

小川 紘一(東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員)

14:10 - 14:40 レポート&プラン「技術ノウハウ調査研究とデータ知財戦略の提言」

渡部 俊也(東京大学政策ビジョン研究センター教授/RIETIファカルティフェロー)

14:50-16:50 パネル討論

モデレータ

渡部 俊也(東京大学政策ビジョン研究センター教授/RIETIファカルティフェロー)

パネリスト

堤 和彦(三菱電機株式会社顧問)

戸田 裕二(株式会社日立製作所知的財産本部副本部長兼知財ビジネス本部長)

上野 剛史(日本IBM株式会社理事・知的財産部長)

丸山 宏(株式会社Preferred Networks最高戦略責任者)

立本 博文(筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授)

オブザーバー

諸永 裕一(経済産業省経済産業政策局知的財産政策室室長)

*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。