調査の目的
AI技術の発展にもかかわらず、日本では人間、社会に対して有用性を提供する「サービスロボット」は、開発が進んでいる反面でなかなか普及していない。普及を妨げる要因のひとつとして、動作の安定性やプライバシーの保護などに関して、十分な信頼感が醸成されていないことが挙げられる。
本調査は、サービスロボットの中でも利用者に直接接触するリハビリテーションロボットに焦点を絞り、患者およびその家族、AI・ロボット開発者、医師、理学療法士という4つの異なる立場を考慮に入れた上で、AIロボットに対する信頼感の本質を明らかにすることを目的として実施した。
調査概要
- 調査対象
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全国20歳~69歳の男女
- 調査方法
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調査会社が保有するアンケートモニターを対象とするインターネット調査
- 実施時期
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2021年6月6日~10日
- 有効回答数
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843人
関連リンク
- 2022年9月 22-P-026
「人工知能への信頼-リハビリテーション・ロボットを例に」 (森田 玉雪、馬奈木 俊介)