| 津上 俊哉 | 
                 
                 
                  | TSUGAMI Toshiya | 
                 
                 
                  | 上席研究員 | 
                 
               
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                              人民元論議に見る日中の「バカの壁」 | 
                             
                           
                          
                          人民元レートの調整を求める声が世界中に拡がっている。 
7月16日、グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は議会証言の中で「中国当局が人民元を(米ドルに)ペッグし続ければ、国内経済を危険に晒すことになる」と発言した。18日には欧州委員会のプローディ委員長も同調する発言をしたと伝えられた(サウスチャイナ・モーニングポスト紙)。 
調整を求める声が高まった背景には昨今の米国のデフレ懸念、EUのユーロ独歩高懸念があるが、もう1つの背景は中国の外貨準備激増だ。 
(『フォーサイト』2003年9月号(新潮社)に掲載) 
                          
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