誤解の無いように付言すれば、この調査はWカップによって獲得された成果の全てを実証し、評価することではない。また、25の評価指標によってその出来不出来を評価するものでもない。更には、事前に当該地域の地方行政が標榜したことが実際どのように行われたのか、事実を調査し、その真偽を確かめるものでもない。これらは全て当該地域住民の問題であり、当方はその当事者ではない。(つまり「余計なお世話」であろう。)
屋上屋を架すことを承知で述べれば、まず当該地が自らの「地域」ビジョンを持つことが必要なのである。今回の25の調査項目全てを平等に扱う必要性は全くなく、プライオリティーをつけることが自らの「地域」観を明確化させることに他なるまい。25項目全てを網羅する必要さえありはしないのである。ここで明らかにしたいのは、何をどのように判断しているのか、自らの検証によって判断しているのか、なのでありその成果を判断する当事者は飽くまで当該地域の行政と住民でなければならないのである。ここで意図されているのは、成果そのものの実証ではなく、事前に何が標榜され、それがどのように施策として意識され、政策当事者はその成果をどのように考えているか、という「メカニズムの実態」を明らかにすることである。そこから導き出された結果により、
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「事前の『目的』に関する議論と、
・ 『目標(値)』のコンセンサス作り」と、
・ 「事後の『成果調査検証と評価の制度化』
を確立する」ための議論が開始されることが期待される。本調査はその目的のために、議論の基礎として便宜的な指標を提示し、「目的」明示、「目標(値)」設定、「成果」検証と評価のフレーム設定を提案するものである。