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調査レポート
WTO投資協定合意に向けて
途上国関心事項の視点から

相楽希美研究員
2004/04 vol.3


WTO設立など、多角的通商システムに大きな成果をもたらしたウルグアイラウンドの終結から早10年が経った。その間、新たな交渉ラウンド「ドーハ開発アジェンダ」は開始されたものの、2003年9月の第五回カンクン閣僚会合の決裂にも象徴されるように、新たなルールづくりに対する機運を欠いているのが現状である。その原因のひとつに上げられるのが途上国による反対である。そこで本レポートでは、多角的な国際投資協定の締結は途上国全体の利益に真にかなっているかを見極めることを目的に様々な検証・分析を行い、これからの課題に迫っている。


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