日本企業変革期の選択

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執筆者 編著:伊藤秀史
出版社 東洋経済新報社/3600円 
ISBN 4-492-52130-5
発行年月 2002年9月

内容

英米企業への追従で日本企業は復活するのか。あいまいな「通説」に振り回されていないか。何を残し、何を変えるか。日本企業を詳細に検討し、選択すべき方向を示唆しようとする意欲作。

第一部:「日本企業」を問い直す

第一章:日本企業モデルの再検討(伊藤秀史)
第二章:企業システムの比較研究(宍戸善一)

第二部:企業統治のメカニズム

第三章:日本企業における自立的ガバナンスの可能性(宮島英昭・青木秀孝)
第四章:株主によるガバナンスは必要か?(河村耕平・広田真一)
第五章:日本企業の資金調達とガバナンス(小左野広・堀敬一)

第三部:戦略的意志決定は行われるのか

第六章:トップ・マネジメントの戦略的意志決定能力(延岡健太郎・田中一広)
第七章:日本企業における事業経営の現実(三品和広)
第八章:子会社のガバナンス構造とパフォーマンス(伊藤秀史・菊谷達弥・林田修)

第四部:イノベーションの源泉は何か

第九章:日本的もの造り方式とイノベーションの関係(中馬宏之)
第十章:半導体露光装置産業の競争力はなぜ低下したか(中馬宏之・青島矢一)
第十一章:ゲーム産業にみるイノベーションの構造(柳川範之・水木和幸)