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執筆者 著:沢井 実 出版社 財団法人 経済産業調査会 / 7500円 ISBN 978-4-8065-2874-2 発行年月 2011年3月 関連リンク BBLセミナー「ナショナル・イノベーション・システムの変遷」(沢井 実 (大阪大学大学院 経済学研究科 教授))
内容
本巻は、我が国が1980年代の貿易・技術摩擦、1990年代の経済の長期低迷などの難題に直面した時代に、通商産業省の「産業技術政策」は何を課題とし、目標実現のためにどのような努力がなされたのか、またその目標はどこまで達成されたかを検討した。
第1章では産業技術政策の理念と産業技術審議会の活動、第2章では大型技術開発プロジェクトとナショナル・イノベーション・システムの改革、第3章ではサンシャイン計画とムーンライト計画、第4章では民間への技術開発助成、第5章では国際研究協力の展開、第6章では工業標準化事業、第7章では国立試験研究機関の変遷について、詳しく考察している。
- 序章 現代日本の技術発展と産業技術政策の役割
- 第1章 産業技術政策の理念と産業技術審議会の活動
- 第2章 大型技術開発プロジェクトとナショナル・イノベーション・システムの改革
- 第3章 サンシャイン計画とムーンライト計画
- 第4章 民間への技術開発助成
- 第5章 国際研究協力の展開
- 第6章 工業標準化事業
- 第7章 国立試験研究機関の変遷
- 終章 産業技術政策の新たな課題
- おわりに