通商産業政策史 4 -商務流通政策-

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執筆者 編著:石原 武政
出版社 財団法人 経済産業調査会 / 7500円
ISBN 978-4-8065-2869-2
発行年月 2011年3月
関連リンク

BBLセミナー「地域小売商業政策の展開」(石原 武政 (流通科学大学商学部特別教授/大阪市立大学 名誉教授))
BBLセミナー「日本に商品先物取引市場は必要か?」(尾崎 安央 (早稲田大学 法学学術院教授))

内容

本巻は、1980年代から2000年代までの期間を中核とする通商産業省の商務流通政策を取り扱う。

第Ⅰ部の「流通政策」では、戦後日本の流通政策が、振興政策と調整政策の二本柱を表裏一体のものとして発展しつつ、やがて調整政策が姿を消していく中で、新たな地域社会の問題をも包含しながら流通政策の枠組みが大きく変わっていく過程を描き出す。

第Ⅱ部では、通商産業省の中で、商務流通グループとして流通政策とともに一体的に行われてきた政策について分析・記述する。具体的には、第8章から第11章として、「消費者行政及び商一般」「サービス産業」「商品取引所」「博覧会」を取り上げる。

  • 第Ⅰ部
    • 第1章 流通構造変化の概要
    • 第2章 規制時代の商業調整
    • 第3章 規制緩和期の商業調整
    • 第4章 流通近代化へのあゆみ
    • 第5章 新たな商業振興を求めて
    • 第6章 まちづくり三法の時代
    • 第7章 小括
  • 第Ⅱ部
    • 第8章 消費者行政
    • 第9章 サービス産業
    • 第10章 商品取引所
    • 第11章 博覧会

索引 [PDF:333KB]