著者からひとこと

人工知能の経済学 暮らし・働き方・社会はどう変わるのか

編著者による紹介文

これまで私たち人類は、新たな道具や技術を開発し、豊かな生活を追求してきました。歴史上、さまざまなイノベーションにより、食料生産や衛生環境、交通手段などに大きな変容が起こり、社会や経済活動に多くの影響を与えました。昨今話題となっている人工知能(AI)も、現代を生きる私たちの生活に変革を与えようとしています。

AIをはじめとした技術革新がもたらす新たな生活への期待がある一方で、従来の仕事がなくなるといった不安の声もあり、経済・社会に及ぼす影響をどう捉えるべきか難しい課題となっています。本書では、AIの登場が社会にどのようなインパクトを与え、今後どうなっていくのか、経済学・法学の知見を用いて検証しています。その中で雇用、自動車の自動運転やドローンを取り巻く状況など、喫緊の課題にも切り込んでいます。

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