調査の目的
うつ病に対する治療法として、薬物療法以外にコンピュータ(インターネット)を使った認知行動療法(ICBT)が注目を集めており、多数の研究が行われている。本調査では調査会社が保有する登録モニターを対象に、大うつ病に限定することなく閾値下うつを含めたうつ症状を軽減する簡易で多数の人々が活用できる取り組みの効果を検証することを目的とする。
調査概要
- 調査対象
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日経リサーチアンケートモニター20歳以上65歳未満の男女
- 調査手法
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インターネット調査
- 回答者数
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8427人(うち、CES-D、PHQ9基準による対象者数1376人)
- 実施時期
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平成27年(2015年)5月~10月
関連リンク
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