プロジェクト概要
医療や健康に関する種々の取り組み(医療行為、検査、健康増進のための諸活動など)を行うに当たって、専門家の意見や主観的経験ではなく、信頼に値するデータと適切な分析手法に裏付けられたエビデンスを尊重するアプローチとして、エビデンスに基づく医療(EBM)が世界的に推進されるようになっている。このプロジェクトでは、EBMに立脚しつつ、人々の健康を損なうことなく医療費を適正化する方法を探求するとともに、エビデンスに裏打ちされた効果的な健康経営のあり方を探求する。また、メンタルヘルスの改善や高齢者の認知機能の維持に向けた適切な取り組みについても研究を進める。
プロジェクト期間: 2017年8月 7日 〜 2020年1月31日
主要成果物
2020年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 21-J-003
「アロマセラピーは、健常高齢者の認知機能改善に効果があるか?-ランダム化比較試験による検証-」 (宗 未来、小杉 良子、新生 暁子、小田木 友依、腰 みさき、橋本 空、関沢 洋一、斎藤 文恵、小西 海香、森 恵莉、船山 道隆、田渕 肇、三村 將) - 20-J-030
「メタボ健診の質問票に記載された生活習慣の改善は体重・血圧・悪玉コレステロールの数値の改善にどの程度結びついているか?」 (関沢 洋一、木村 もりよ、縄田 和満) - 20-J-019
「不眠を対象としたインターネット認知行動療法と『3つの良いこと』エクササイズの有効性の検証(3群ランダム化比較試験)」 (佐藤 大介、関沢 洋一、須藤 千尋、平野 好幸、大川 翔、廣瀬 素久、竹村 亮、清水 栄司)