プログラム:政策史・政策評価

政策史総論

プロジェクトリーダー/サブリーダー

尾髙 煌之助 顔写真

尾髙 煌之助 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

20世紀末の20年間、通産政策を巡る社会経済環境には、少なくとも4つの大きな変化が訪れた。国内のマクロ経済状況の変化、世界的規模の経済の国際化(グローバリゼーション)、市場の重視と財政再建、そして地球環境の維持保全に関する国際世論の高揚、がそれである。これらの変化の1つの帰結として、1990年代には通産政策にも転機が訪れた。本研究では、通産政策史各論研究が描き出す政策の変遷から政策思想や政策の転換点に注目し、全体を総括するとともに、通商産業省から経済産業省への変遷に伴う予算、組織、人事などの対応についても検証する。

プロジェクト期間: 2011年4月 1日 〜 2012年3月31日