プロジェクト概要
独禁法に基づく競争政策に対する関心が、ASEAN諸国を中心に急速に高まっている。経済のグローバル化という新たな市場環境に直面する中で、世界各国は独禁法に基づく競争政策の運用やその考え方に対して方向転換を迫られている。他方で、東日本大震災以降、我が国がその経済活力を維持し続けていくためには、市場競争を十分に活用することを通じたイノベーションの更なる推進を欠かすことはできず、競争政策の役割はますます高まっている。本プロジェクトでは、こうした諸外国の動向を踏まえつつ、グローバル化とイノベーションの重要性がますます高まる中での競争政策のあり方について、法学・経済学・実務の知見を総合的に活用することにより検討を行う。
プロジェクト期間: 2011年7月19日 〜 2013年6月30日
主要成果物
2013年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 13-J-057
「不当廉売規制の残された課題」 (川濵 昇)