プロジェクト概要
2006年度~2007年度
急速な高齢化の進展により、将来的な社会保障財政負担増大がわが国の経済活力維持に対する懸案材料となっている。社会保障財政の将来負担および将来給付の見通しを得るためには、わが国の社会保障制度を的確に反映させた財政シミュレーションモデルの構築が不可欠である。そこで本プロジェクトでは、これまで当研究所で開発してきた年金シミュレーションモデルを用いた年金財政分析を中心的に展開しつつ、その他の社会保障分野における分析も進めることで、年金・医療・介護・福祉財政を包括的に分析できるシミュレーションモデルを構築し、少子高齢化社会における経済活力と共存可能な社会保障の給付と負担のあり方を検討する。
プロジェクト期間: 〜 2007年9月30日