通商産業政策史関連資料

「政策史関連資料」について

経済産業研究所は、経済産業省より2006年度からの第二中期目標・計画期間にとりくむべき4つの基盤政策領域の1つとして「通商産業政策史の編纂」を示され、これまで経済学者や歴史学者等の専門家の協力を得ながら、広範な通商産業政策を網羅的、体系的な調査研究を行い編纂し、全12巻の刊行物としてとりまとめた。

通商産業政策史(第Ⅱ期)は、1980年~2000年を中心とする20世紀終盤における通商産業政策の歴史について、客観的な事実の記録を中心に、分析、評価的視点も織り込みながら編纂を行った。本政策史は、全12巻、8,000頁に及ぶ膨大なものであり、各巻毎の12人の執筆責任者を含めて、全部で40名の執筆者が参加した。編纂事業の統括は、経済産業研究所内に設置された「通商産業政策史編纂委員会」が行った。

2013年度末、7年間に及ぶ政策史編纂事業の完結に当たり、刊行物には掲載できなかった、各種の関連データ及び関係基礎資料を「政策史関連資料」としてとりまとめ、RIETIの「政策史」サイトにて公開した。また、あわせて過去の通商産業政策史(第Ⅰ期:1945年~1979年頃)における関連資料も公開した。

通商産業省が経済産業省となった2001年1月以降の経済産業政策の展開については、政策立案などの実務の参考に供するとともに、将来の経済産業政策史の編纂なども想定して、その基礎資料となる資料集を2022年4月に作成し、公表した。

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