RIETI EBPMシンポジウム

エビデンスに基づく政策立案を根付かせるために

開催案内

エビデンスに基づく政策立案(EBPM)に対する関心が世界的に高まっています。EBPMは、様々な政策に本当に効果があるかどうかについてのエビデンスを、信頼できるデータと分析手法によって明らかにし、その分析結果を現実の政策に反映しようとする試みです。財政制約が高まる中で、EBPMの重要性は今後高まっていくと予想されます。

このシンポジウムでは、昨年12月のシンポジウムに続いて、教育・医療・環境の各分野におけるEBPMの現状や、EBPMの理論と方法について、講演やパネルディスカッションによって明らかにしていきます。

イベント概要

  • 日時:2018年12月14日(金)13:00-17:50(受付開始12:30)
  • 会場:赤坂インターシティコンファレンス
    (〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 3F・4F)
  • 開催言語:日本語(同時通訳無し)
  • 参加費:1000円 [公印を捺印した領収書を発行いたします](学生は学生証提示の場合無料)
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • 定員:200名(定員に達した際は、期日前に締め切らせていただく場合があります。)
  • お問合せ:経済産業研究所 大久保 (
    Tel: 03-3501-8398

プログラム

13:00-13:10 開会挨拶

中島 厚志(RIETI理事長)

13:10-13:15 趣旨説明

山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)

13:15-14:15 セッション1:教育とEBPM

報告1 「教育政策におけるEBPMのあり方を考える」

中室 牧子(慶應義塾大学総合政策学部准教授)

報告2 「埼玉県学力・学習状況調査とEBPM」

大根田 頼尚(文部科学省高等教育局専門教育課専門官 / 「埼玉県学力・学習状況調査」推進アドバイザー)

Q&A

モデレータ

小林 庸平(RIETIコンサルティングフェロー / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員)

14:15-15:15 セッション2:医療、健康、環境とEBPM

報告3 「エビデンスに基づく医療(EBM)からEBPMが学ぶこと」

関沢 洋一(RIETI上席研究員)

報告4 「エネルギー・環境分野におけるRCTの現状と課題:環境経済学と政策形成」

横尾 英史(RIETIリサーチアソシエイト / 国立環境研究所研究員)

Q&A

モデレータ

小林 庸平(RIETIコンサルティングフェロー / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員)

15:15-15:30 コーヒーブレイク

15:30-16:30 セッション3:EBPMの理論と方法

報告5 「EBPMは本当に有効か? エビデンスに基づいて考えなおす」

成田 悠輔(RIETI客員研究員 / イェール大学助教授)

報告6 「EBPMの理論と方法―2つの話題(意図せざる結果とノンコンプライアンス)」

山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)

Q&A

モデレータ

内山 融(東京大学大学院総合文化研究科教授)

16:30-17:50 セッション4:パネルディスカッション

パネリスト(ご登壇順)

内山 融(東京大学大学院総合文化研究科教授)

成田 悠輔(RIETI客員研究員 / イェール大学助教授)

三浦 聡(経済産業省大臣官房政策評価広報課長 / RIETIコンサルティングフェロー)

中室 牧子(慶應義塾大学総合政策学部准教授)

モデレータ

山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)

*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。