RIETI特別BBLセミナー

日本企業による海外M&Aの課題と克服に向けたポイント-我が国企業による海外M&A研究会での議論を踏まえて-

開催案内

日本企業が海外の企業を買収するいわゆる海外M&A(In-Out M&A)は、近年、活発化しており、日本企業が成長を実現していく上で重要なツールとなっている一方、期待された成果を十分挙げられていない事例も顕在化しています。RIETIでは昨年11月に経済産業省と共催で「クロスボーダーM&A:海外企業買収における課題とその克服に向けて」シンポジウムを開催し、世耕大臣からのご挨拶や、日本電産の永守会長にご登壇いただき、多数のご来場と高い評価を頂きました。この度、経済産業省が「我が国企業による海外M&A研究会」の最終報告書を発表したことを踏まえ、経済産業省貿易経済協⼒局の小泉投資促進課⻑と、実際に日本板硝子で大型の海外M&Aをご担当された加藤雅也氏にご経験を踏まえたお話をいただきます。

イベント概要

  • 日時:2018年6月14日(木)12:15-13:30(受付開始12:00)
  • 会場:RIETI国際セミナー室(東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 経済産業省別館11階1121)
  • 開催言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • お問合せ:経済産業研究所 丸竹 ( )
         Tel: 03-3501-8398

定員に達したため、お申込受付を締め切らせていただきました。

講演者・略歴(五十音順・敬称略)

  • スピーカー:加藤 雅也(株式会社KPMG FAS アドバイザー(顧問))

    1982年に日本板硝子(株)入社。国内のガラス工場勤務を経て1989年より2000年まで米国子会社に出向(複数社)に駐在。その間、輸入ガラスのセールス、JV工場の設立、立ち上げ支援、工場出向(原価管理、生産計画、現場の文化改善)、北米統括会社(財務戦略、M&Aプロジェクト)などを経験。2001年末より本社経営企画部部長(海外担当)としてピルキントン買収プロジェクトの企画リーダーを務める。買収完了後の2006年7月より統合推進本部の経営企画担当としてロンドンに駐在、2007年10月に帰国。M&A及び事業開発を担当するディレクター、社長付きアドバイザーなどを経て、2012年5月より執行役員経営戦略部長に就任。2017年1月より社長付特命プロジェクト担当。2018年4月にKPMG FASに入社。

  • スピーカー兼モデレータ:小泉 秀親(経済産業省貿易経済協力局投資促進課長)

    1995年東京大学法学部卒業後、通商産業省入省。米国留学(プリンストン大学ウッドローウィルソン公共政策大学院)後帰任し、資源エネルギー庁長官官房国際課課長代理、内閣府行政刷新会議事務局企画官、外務省在アメリカ合衆国日本国大使館参事官、経済産業省貿易経済協力局貿易振興課長などを経て、2017年7月より現職。

*講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。