政策シンポジウム他

産学連携の制度設計:大学改革へのインパクト

開催案内

本シンポジウムでは、下記の項目を主要テーマとし、米国の著名な研究者ネルソン、ホッジス両教授に、米国の実績と日本への応用可能性をお話いただくとともに、各界有識者によるディスカッションを行います。
また、尾身幸次科学技術政策担当大臣からは、総合科学技術会議の取り組みについてご報告いただく予定です。

WHY?今、なぜ、産学連携か?

  • 大学の本当の役割は何か?
  • インフォーマルなネットワークではなぜだめか?
  • TLOはなぜ必要か?
  • いきつくところは大学の企業化か?

HOW?どうすれば進むのか?

  • どうすれば産学連携のダイナミックスが生まれるか?
  • 産学連携はWin-Win Gameとなりうるか?
  • 大学院生は研究者のたまご?
  • 政府機関の連携は?

イベント概要

  • 日時:2001年12月11日(火) 12:30~17:30
  • 会場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
  • 主催:経済産業研究所(RIETI)
  • 共催:内閣府・文部科学省・経済産業省
  • 参加費:無料

※シンポジウム終了後、インターネットにて当日の模様の一部をビデオ映像でご紹介(動画配信)する予定です。また資料も後日、本サイトからダウンロードしていただけます。

【シンポジウム映像の撮影と利用について】

ネルソン教授(コロンビア大学)

米国の技術開発政策研究・企画に長く携わる。
大学本来の良さは、「特許」ではなく「public domain化」であり「大学の役割は基礎研究である」と主張。

ホッジス教授(カリフォルニア大学バークレー校)

半導体製造システム研究の第一人者。
スタンフォード等、私立大学とは異なる、州立大学としての経験及び問題点を明らかにする。

プログラム(同時通訳あり)

総合進行:田中 伸男 (RIETI副所長)

12:30-12:45 趣旨説明および問題提起:「日本における産学連携の現状と課題」

青木 昌彦 (RIETI所長/スタンフォード大学教授)

12:45-13:35 基調講演1:「技術革新に貢献する研究大学:アメリカのケース」

リチャード・ネルソン (コロンビア大学教授)

13:35-14:25 基調講演2:「産学連携と大学からのスピンオフ」

デビッド・ホッジス (カリフォルニア大学バークレー校教授)

14:25-14:40 休憩

14:40-15:30 日本における産学連携の現状:

江刺 正喜 (東北大学教授)

尾形 仁士 (三菱電機(株)取締役開発本部長)

15:30-16:00 科学技術政策大臣講担当演

尾身 幸次 (科学技術政策担当大臣)

16:00-17:30 パネルディスカッション:「日本型産学連携とは?」

チェア・パーソン:原山 優子 (経済産業研究所研究員)

ディスカッサント:

黒川 清 (東海大学医学部長・日本学術会議副会長)

木村 孟 (大学評価・学位授与機構長)

小野田 武 (三菱化学(株)顧問)

磯谷 桂介 (文部科学省技術移転推進室長)

青木 昌彦 (RIETI所長/スタンフォード大学教授)

福田 秀敬 (RIETI上席客員研究員)

*上記プログラムの講演内容及び講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。