政策シンポジウム他

不良資産処理による日本経済再生のシナリオ

開催案内

[プログラム変更のお詫びとお知らせ]
このたびの米国同時多発テロの犠牲となられました方々に深い哀悼の意を表します。
テロの影響を受けまして、本シンポジウムのプログラムを一部変更させていただきます。
R. Glenn Hubbard(米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長)の基調講演は、Hubbard氏が来日不可能となったため、ビデオ放映に替えさせていただきます。
また、第1パネルのパネリストとして、新たに金融庁監督局総務課長 木下信行氏にご参加いただきます。
新しいプログラムは以下をご覧ください。

不良資産(不良債権)問題と、長期不況とが相乗的に深刻化している現状において、不良資産を迅速に、かつ効率的に処理し、これまで塩漬けになっていた経営資源や人材を、生産的な分野に移動させることが重要と考えられます。

こうした問題意識のもと、経済産業研究所はAEI・読売新聞社との共催で、日米の有識者を招き、日本における不良資産・不良債権処理の経済政策としての意義、米国の経験から得られる不良債権処理の具体的手法についての教訓、日本経済の今後の動向、などについて討論をおこないます。

イベント概要

  • 日時:2001年9月25日(火) 9:30~16:05
  • 会場:津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)

※シンポジウム終了後、インターネットにて当日の模様の一部をビデオ映像でご紹介(動画配信)する予定です。また資料も後日、本サイトからダウンロードしていただけます。

【シンポジウム映像の撮影と利用について】

プログラム

総合司会:田中 伸男 (RIETI副所長)

9:30-9:40 開会の挨拶

青木 昌彦 (RIETI所長)

9:40-10:10 米国整理信託公社(RTC)での不良債権処理の経験と日本への教訓

L. William Seidman (CNBC主席経済コメンテーター/元RTC議長)

10:15-12:00 パネルディスカッション(1)「日本における不良資産処理の具体策」

パネリスト:

David C. Cooke (KPMGコンサルティング常務取締役)

Richard A. Gitlin (ビングハム・ダナ法律事務所常務取締役)

酒井 吉廣 (AEI主任研究員)

坂井 秀行 (坂井秀行弁護士事務所弁護士)

木下 信行 (金融庁監督局総務課長兼不良債権問題調査室長)

司会:

寺澤 達也 (RIETI上席研究員)

12:00-12:30 基調講演「日本の構造改革の方向性」

竹中 平蔵 (経済財政大臣)

12:30-13:15 休憩

13:15-13:55 VCR放映とコメント

インタビュー(VCR):日本の不良債権問題についての米国の認識と経済再生への期待

R. Glenn Hubbard (米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長)

ディスカッサント:

中前 忠 (中前国際経済研究所代表)

14:00-16:00 パネルディスカッション(2)「日本経済再生のために何が必要か」

冒頭スピーチ:

塩崎 恭久 (衆議院議員)

パネリスト:

Robert H. Dugger (チューダー・インベストメント・コーポレーション常務取締役)

Peter J. Wallison (AEI研究員)

塩崎 恭久 (衆議院議員)

八城 政基 (株式会社新生銀行代表取締役社長)

板東 一彦 (経済産業省産業資金課長)

高橋 洋一 (RIETIコンサルティングフェロー/国土交通省国土計画局特別調整課長)

モデレータ:

小林 慶一郎 (RIETI研究員)

16:00-16:05 閉会の挨拶

岡松 壯三郎 (RIETI理事長)

*上記プログラムの講演内容及び講演者は状況により変更することがありますのでご了承下さい。