RIETIは、政策に関する研究を効果的かつ効率的に実施する政策シンクタンクとして、2001年に設立されました。そして、この11年間、エビデンスに基づく理論的・実証的な研究を行うとともに政策当局とのシナジー効果を発揮し、内外から高い評価を得てまいりました。2011年度につきましても、経済金融、社会保障、労働問題など多くの分野について100本あまりの研究論文を発表し、東日本大震災関連を含む12件のシンポジウム・セミナー開催・共催などを行いました。
2011年からは5年間にわたる第三期中期計画(2011年度〜2015年度)をスタートさせており、今年度も引き続き世界経済の成長を取り込む視点、新たな成長分野を切り拓く視点、および、持続的成長を支える経済社会制度を創る視点から研究活動を図ってまいります。
足元、欧州の政府債務危機やエネルギー価格上昇など世界経済は難しい課題を抱え、その成長は鈍化しております。日本につきましても、東日本大震災からの復興にくわえて、少子高齢化の進展、経済グローバル化の下での企業の国際競争激化や高成長するアジア経済の取り込みなど経済課題が山積しております。
このような環境において、経済活力の回復と持続的な安定成長を図り、一層豊かな国民生活を実現するためには、引き続き日本経済の構造改革が欠かせません。RIETIはその蓄積された能力を最大限発揮して課題に取り組み、経済産業政策の形成に資する研究を今後とも遂行してまいる所存でございます。
RIETIに対してこれまで賜りましたご支援、ご鞭撻を今後ともよろしくお願いいたします。
