米国ペンシルバニア大学のウォートン(Wharton)スクールは、1881年に世界最初のビジネススクールとして設立、MBAなど200以上のコースと25のリサーチセンターを有し、ビジネススクールとして世界屈指の歴史と教育レベルを誇っている。このウォートンスクールの教授陣の来日の機会をとらえ、METIおよびRIETIの3者は、新しい産業分野の創造、特に国際競争力を維持するためのイノベーションシステムについて議論を行う意見交換会を開催した。
ウォートンスクールからは、マーケティングが専門のDavid R. BELL教授、情報マネージメントを専門とするZiv KATALAN教授、ヘルスケアマネジメントを専門とするKatherine KLEIN教授らが参加、METIからは柳瀬唯夫審議官（経済産業政策局担当）、RIETIからは藤田昌久所長、中島厚志理事長の他、長岡貞男プログラムディレクター/ファカルティフェロー(一橋大学)および青木玲子ファカルティフェロー(一橋大学)が参加し、日本のイノベーションのパフォーマンスの紹介も含め、活発な意見交換が行われた。
